夏の防虫のため、クリニック建物廻りにカラフルな防虫剤を撒いています。小さなお子さんが触らないように十分にご注意ください!よろしくお願い申し上げます。
当院は頭頸部癌(首から上の部分にできた腫瘍)の専門医による頭頸部腫瘍外来を2017年から開設しており、従来からエコーにてくびのしこりの診断を行ってきました。しかしどうしても解像度の問題で診断が難しい場合があり、CTやMRIの精査が必要で他院に紹介が必要となる場合がありました。
そこでこの度GE社の高解像度エコーを導入しました。
このエコーはドップラー機能(血流動態の評価)に加え、リンパ門(正常構造)の描出に優れており、さらに耳下腺や頸部リンパ節という”くびのしこり”の高度な診断に役に立ちます!もちろん診断がつきにくい場合には従来通り拠点病院に紹介し、MRI、CT,PETなどの精査が必要となります。
院長は現在もがん治療学会認定癌治療専門医であり、悪性腫瘍の早期診断の点からさらに質の高い医療で地域の健康を守っていきたいと考えていますので、今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。
院長のしらつちです。今日は最近発表された興味深い論文についての解説です。
以前から難聴が高齢者の認知機能に悪影響を及ぼすことが指摘されてきましたが、最近の大規模研究で難聴高齢者の補聴器使用で認知症リスクが明らかに低くなることがアメリカの研究グループから発表されました。
研究では70歳以上の40dB以上の中等度以上の難聴者で補聴器使用による認知機能低下を解析し、補聴器使用で約30%の認知症リスクが低下したと報告しています。
当院は厚生労働省認定の補聴器認定医が2名在籍し、補聴器外来を週2回行っていますので
難聴は放置せず、ぜひご相談ください!補聴器はただつければいいというわけではなく、調整を継続することが鍵です!
当院横の那珂川河畔の桜が今年も少しずつ咲いてきました!
今年は秋が急にやってきました!そのため、夏に慣れた体が十分に”衣替え”できてない方が多く、急激な気温変化で”寒暖差アレルギー”が起きることが増えています。2020年10月13日(火)NHKロクイチ福岡に出演し、この季節のくしゃみ、鼻水、鼻づまりの原因が夏から秋への気候の変化とも関係する”寒暖差アレルギー”によるものの可能性があることを説明させていただきました!”ラーメンなどの温かいものを食べた後にでるものと同じ”血管運動性鼻炎”が原因となります。鑑別診断は秋の花粉症である”ぶたくさ”やハウスダストです。(ハウスダストや秋の花粉症はRASTという採血検査でわかります。)
特に今年は酷暑から急に季節が変わって、朝夕涼しく(寒く)なってきたことから、自律神経の乱れがおきて調子を壊す方が増えた印象です。
一般的に大体7度の寒暖差で起こるとされています。
鼻の症状以外に、めまいや頭痛、だるさなども起こります。
自律神経を整える最も有効な技は”規則正しい生活”です!朝起きる時間と食事時間、就寝時間を一定にすることで、体内時計がきちんと働きやすくなり、交感神経と副交感神経のバランスが良くなります。他に首筋、足首、手首などの露出部の保温や、ぬるめのお風呂にゆっくりつかることも効果的です!衣服を調節して体に負担をかけないことも大切で、特に体温調節が未熟な新生児・乳幼児にはこまめな衣類の調節をお願いします!
この季節、温度対策をこまめにして、十分な睡眠とバランスのとれた食事をきちんととるように心がけてくださいね!
九州大学医学部耳鼻咽喉科 中川尚志教授のご指示により、今年も九州大学医学部4年生学生の臨床講義を担当させて頂きました。また本年4月1日付けで九州大学医学部臨床教授の称号をいただきました。名に恥じぬ様にさらに臨床研究も頑張っていく所存です。私の専門としている口腔咽頭疾患と耳下腺腫瘍、唾液腺疾患についてお話ししました。学生さんの講義は緊張しますが、質問もいただき充実した時間でした!所用あり箱崎の本学にも立ち寄りましたが、あちこち工事中で寂しい感じでした。旧本館を久しぶりにみてきました!代診の菊池先生いつもありがとうございます。
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朝夕気温差が激しい今日この頃です。気温差は風邪などの感染症の原因になるだけではなく、寒暖差アレルギーなどの体調不良の原因にもなるので注意が必要です。
さて、当院も開院後まもなく1年が経過し、たくさんの患者さんにお越し頂いています。
この度さらなる患者さんのニーズにお応えするために、2017年10月から火曜日午後に腫瘍外来を開設する事になりました。基本的に火曜日午後の院長は腫瘍の患者さんの診療を担当しますが、腫瘍外来が定着するまでは、窓口で患者さんのご希望をお聞きしますのでよろしくお願いします。患者さんにはご不自由おかけしますが、どうぞよろしくお願いします。
それに伴い一般再来は、小児耳鼻咽喉科、耳科疾患専門の菊池奈美先生(人気の女医先生です!)に火曜日午後お越し頂く事になり、小児耳鼻咽喉科の診療等を担当されます。菊池先生のプロフィールは別にご紹介いただく予定ですが、当院のコンセプトに共感いただき、今後は共に地域医療の発展にご尽力いただけるとのこと、私も大変心強く感じます。
また、それに伴い診察室の一部を改装します。改装中は患者さんにはご不自由をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いします。
10月から院内ハローウィン一色になりますので、そちらもお楽しみください!
寒い日が続いていますね。。
先日アサデスの取材でアレルギー性鼻炎と副鼻腔炎についてお話ししました。
副鼻腔炎はいわゆる”蓄膿症”と同じもので、はなからのどに不快な汁が持続する、においがしない(または臭いにおいがする)、黄色い鼻水がでる、頬部や頭の痛みなど不快な症状をきたす事で知られていますが、実はアレルギー性鼻炎とも深い関わりがあります。
アレルギー性鼻炎は粘膜の腫れをきたしますので、副鼻腔の自然孔(もともと開いた孔)を狭くして膿汁などの排泄を障害します。その結果、アレルギー性の副鼻腔炎を起こす事もあるのです。
くわしくはHP診療案内の”鼻”を参照してください!
わかなないことはクリニックでも気軽に院長に直接お尋ねくださいね!
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青空の元、1000人超の地域の方々にお越し頂きました!用意していた300個のプレゼントはあっと言う間に無くなりましたことをお詫びいたします。クリニッククルーの熱い思いをお伝えできたでしょうか?
これから、”地元に溶け込んだ医療”をまじめにひたむきに続けていけたらと思います。
これからどうぞよろしくお願いします。
建築の完成を願って餅まきをさせていただきました。合計900人ほどの参加があったとお聞きしました!!!
参加いただいた地域の方、本当にありがとうございました!