はじめまして。このたび福岡市南区三宅に“しらつち耳鼻咽喉科”を開院させていただくことになりました。私はこれまで九州大学病院や急性期拠点病院などで耳鼻咽喉科・頭頸部外科およびアレルギー科を専門として、様々な患者さんを診断・治療させていただきました。頭頸部外科とは、甲状腺をはじめとした首から上の腫瘍を扱う科のことです。その時に強く思ったのは、どんな病気でも正確な早期診断が一番大切であるということでした。
そのため当院では、クリニックでは珍しいCTや超音波、内視鏡などの最新鋭の機器をいち早く取り入れ、可能な限りの早期診断をめざします。また、漢方やアロマテラピーを用いた体質改善など、全人的医療の考え方を積極的に取り入れていきます。
ひとりひとりの患者さんとの対話を大切に、何でも話せるかかりつけ医として地域のみなさまの健康を守っていく所存です。耳鼻咽喉科は赤ちゃんからご高齢の方まで、男女を問わず幅広い病気を扱う科です。風邪や耳あかとりなど、どんな些細な事でもお気軽にご相談ください。
どうぞよろしくお願いします。

福岡生まれの京都育ち。大学入学を機に両親の故郷である福岡に戻ってきました。 幼少時は喘息のため近所の小児科の先生に度々お世話になり、その時に”自分も将来、病気の人を助けられる身近なお医者さんになろう”と決意しました。最初は小児科医を目指していましたが、身内ががんになったことから”がん医療への貢献”を考え、大学院では腫瘍病理学を研究。医学博士号取得後も大学病院でがんの研究を継続し、英語論文の執筆や学会発表を行ってきました。臨床では頭頸部外科を専攻し、10時間を越える長時間手術もしばしばで、前日には大好きな晩酌も我慢、万全の体制で手術に臨んできました。
一男一女の父ですが、こどもが二人とも重度の食物アレルギーによるアトピー性皮膚炎だったため、アレルギー疾患にも関心があり現在も研究中です。こどもが大好きなので、元気になったこどもたちの笑顔が最高のご褒美で、いただいたお手紙は一生の宝物です！

こんにちは。菊池奈美と申します。白土先生とは大学の同級生で、九州大学病院で一緒に研修を行いました。2017年6月まで山口赤十字病院に勤務しておりましたが、10月より火曜日午後の外来を担当させていただいております。
前任の病院には14年間勤務し、地域基幹病院の部長として幅広い疾患に対応することが求められましたので、耳鼻咽喉科全般の診療に携わってまいりました。特に、小児に関しましては、山口赤十字病院が山口・萩医療圏の小児救急医療拠点病院に指定されておりましたので、多彩な疾患について診断・治療をさせていただきました。また、ペンシルバニア大学にて内耳基礎研究を行った経験を生かし、耳疾患の治療も数多く行ってまいりました。今後、しらつち耳鼻咽喉科にて、地域の皆様のお役に立てるよう、丁寧で分かりやすい医療を行いたいと思っております。よろしくお願いいたします。

2020年4月よりしらつち耳鼻咽喉科の土曜日の外来を担当させていただいております園田世里夏と申します。
2010年に九州大学医学部を卒業し、浜の町病院で初期研修後、2012年九州大学病院耳鼻咽喉科に入局しました。その後九州大学病院、山口赤十字病院、千鳥橋病院で勤務し、白土先生、菊池先生をはじめ多くの先生方に耳鼻科一般診療から専門性の高い疾患まで幅広くご指導いただいております。恩師であり、私の入局時の医局長である白土先生と、私がまだ耳鼻科医として右も左も分からない頃にご指導下さった菊池先生と共にこの医院で勤務できることをとても嬉しく思っております。今後少しでもこの地域の医療に貢献できるよう精進して参ります。混み合う時間もありますが、遠慮せず様々な質問や事情などを仰って下さると幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。