開院1周年を迎えました!

開院1周年のご挨拶

 

朝夕肌寒くなり秋も少しずつ深まってきました。

この時期になると、鮮やかないくつかの“色”が心に浮かびます。高校生のころ訪れた、京都永観堂の燃えるような紅葉の“紅色”。大学時代見た、六本松九大教養部の銀杏並木の“黄色”。そして丁度1年前のクリニック建設中に見た、壁面ロゴ取り付け工事の日の空の“青色”です。秋の“色”が鮮やかなのは、冬に向かう肌寒さによる、独特の感傷のせいかもしれません。

本日2017年11月1日をもちまして、当クリニックは1年のお誕生日を迎える事ができました。本当にたくさんの皆様のお力添えをいただきました。まずはこの場を借りてお世話になったひとりひとりの方へ心からお礼の言葉を申し上げます。本当にありがとうございました。

思えば開院後、嬉しい事がたくさんありました。辛い処置を乗り越えて中耳炎を克服した小さいお子さんからの心のこもったお手紙、わざわざ遠方から来てくださるたくさんの患者さんの笑顔と握手、忙しい時ご自身もきついはずなのに頂いたスタッフクルーの方々からのねぎらいの言葉と笑顔、不安に押しつぶされそうになった日の家族からの応援。もちろん辛い事もありましたが、一日一日を大切に積み重ねて今日という日があります。

 

これからまた日々を大切に一日一日積み重ね、地域のみなさまのために微力ですがお役にたてればと願っています。私が医師を目指す原点であり、喘息の苦しみを救ってくださった小さな診療所のおじいちゃん先生には、まだまだ足下にも及びません。しかし今後もひとりひとりの患者さんの為に丁寧に診療を積み重ねていくことで、私の受けたご恩を耳鼻咽喉・頭頸部疾患治療のカタチで少しでもお返しできればと思っています。寒暖差が大きいですので体調には特にお気をつけください。これからもしらつち耳鼻咽喉科をどうぞよろしくお願いします。

2017年11月1日  しらつち耳鼻咽喉科院長      白土秀樹

 

2017年11月01日