コロナ後後遺症のひとつに”においがしない”というのがあります。
そこで嗅覚のリハビリテーションが最近、注目されています。
においの神経細胞である嗅細胞は非常に高い再生能力を持っていて、嗅細胞に刺激を与えると再生しやすくなることが報告されています。簡単に言うと、強いにお いかぐ訓練を続けていくと、においが戻りやすくなるということです。具体的な方法として、4種類の アロマのにおいを朝晩2回嗅ぐ練習が勧められています。院内でアロマの販売は行っておりませんが、インターネットの生活の木とい うサイトで4種類のアロマをセットにした嗅覚トレーニングセットが販売されています。具体的な方法の動画もありますので、興味のある方は検索してみてください。また、アロマに限らず、日頃の生活の中で、例えば湿布のにおいやカレーのにおいなど、最初はにおわなくても強いにおいをかごうと練習することが回復に役立ちますので、日々の生活の中で是非取り組んでみてください。
話は変わりますが認知症は海馬の萎縮と関連が深いとされていますが、近年海馬と嗅神経は連携し、嗅神経の刺激は記憶中枢を活性化することで認知症の改善に有効であるという報告が多くなっています。昼間は柑橘系でリフレッシュ、リラックスで夜がラベンダーを嗅いで嗅覚訓練することで認知症の予防につながっています。
朝夕寒くなってきました。今年はインフルエンザとコロナのW流行が危惧されています。
当院ではコロナワクチンは現在は扱っておりませんが、インフルエンザワクチンの予約を開始しましたのでご希望の方はお電話で時間予約をお願いします。入荷量が無くなり次第終了いたします。
価格は一律1回3500円です。数に限りがありますのでお早目に予約お願いいたします。
12歳以下の小児は間隔をあけて2回の接種が必要です。
朝夕涼しくなってきました。毎週小児耳鼻咽喉科専門外来でお世話になっている菊池先生が10月11日のみ臨時休診となります。代診は園田先生ですのでご承知のほどよろしくお願いします。