エアコン内部の汚れが原因のアレルギーについてお話ししました。
最近気温も下がり、エアコン暖房を使い始める方も多くいらっしゃいますね。
夏の間使用していた冷房で、エアコン内部にはダニの死骸やカビが潜んでいます。掃除をしないまま、そのまま暖房を使用してしまうと、それが原因で、くしゃみや鼻水、ひどい場合には喘息などの強いアレルギー症状が出る場合もあります。
久しぶりに暖房を使用する前には、掃除をしっかりして、アレルギーを予防してくださいね!
今回は、「秋の花粉症」についてお話ししました。
花粉症と言えば、春のスギ、ヒノキ花粉が有名ですが、秋にも花粉症があります。特に、ブタクサとヨモギの花粉に反応して、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状をきたす方が多くいらっしゃいます。花粉の大きさが小さいため、咳の症状が出る場合もあります。なぜか最近アレルギーのような症状が出るなと思ったら、もしかしたら秋の花粉症かもしれません。
対策としては、春の花粉症と同じく、家の中に入る前に花粉を落とす、空気清浄機を設置する、なるべく花粉に近づかないということが大切ですね。
今年は秋が急にやってきました!そのため、夏に慣れた体が十分に”衣替え”できてない方が多く、急激な気温変化で”寒暖差アレルギー”が起きることが増えています。2020年10月13日(火)NHKロクイチ福岡に出演し、この季節のくしゃみ、鼻水、鼻づまりの原因が夏から秋への気候の変化とも関係する”寒暖差アレルギー”によるものの可能性があることを説明させていただきました!”ラーメンなどの温かいものを食べた後にでるものと同じ”血管運動性鼻炎”が原因となります。鑑別診断は秋の花粉症である”ぶたくさ”やハウスダストです。(ハウスダストや秋の花粉症はRASTという採血検査でわかります。)
特に今年は酷暑から急に季節が変わって、朝夕涼しく(寒く)なってきたことから、自律神経の乱れがおきて調子を壊す方が増えた印象です。
一般的に大体7度の寒暖差で起こるとされています。
鼻の症状以外に、めまいや頭痛、だるさなども起こります。
自律神経を整える最も有効な技は”規則正しい生活”です!朝起きる時間と食事時間、就寝時間を一定にすることで、体内時計がきちんと働きやすくなり、交感神経と副交感神経のバランスが良くなります。他に首筋、足首、手首などの露出部の保温や、ぬるめのお風呂にゆっくりつかることも効果的です!衣服を調節して体に負担をかけないことも大切で、特に体温調節が未熟な新生児・乳幼児にはこまめな衣類の調節をお願いします!
この季節、温度対策をこまめにして、十分な睡眠とバランスのとれた食事をきちんととるように心がけてくださいね!
10月5日から9日までの5日間 crossFMに、「鼻の病気あれこれ」で出演させていただきます。13時からほんの10分ですが、鼻の病気についてわかりやすくお話ししておりますので、よかったらお聴きくださいね。
番組は「DHC Lifestyle Council」
http:/radio.agency/life/
コンセプトは”わたしたちの、毎日のキレイや元気を研究する”で主に20代から40代女性向けの内容とのことです!
びっくりしました!
以前応募していたジャニーズから医療機関への応援企画”smile up project”に当選し、マスクなどの医療物資が届きまました!
大切に診療に使わせていただきます!ほんとうにありがとうございました!
ももち浜ストアで花粉症対策について解説いたしました!
https://www.tnc.co.jp/store/shop/archives/28800
花粉症対策は基本抗原から遠ざかることですが、舌下免疫療法が体質改善に非常に有効と考えています!