お知らせ
【重要】4/5土曜日臨時休診させていただきます

桜が満開に近づいてきました!長い冬もようやく終わりですね。

大変申し訳ありませんが、院長所用のため4/5土曜日を終日休診とさせていただきます。

ご迷惑おかけしますが、別日でのご受診をご検討いただきますように宜しくお願いします。

桜並木今年も綺麗ですので、ご来院の際にはぜひご覧ください!

2025年03月28日
九州大学医学部学生講義のため菊池先生の代診となります(4/16)

今年は花粉飛散量が非常に多いため、例年以上に症状が強い方が多い印象です。花粉症には基本的に初期療法(予防投与)といって花粉飛散の数週間前から抗アレルギー薬を予防的に飲んでおくのが効果的ですが、根本的治療はなんといっても舌下免疫療法です!4年程度の長い治療期間が必要ですが、今年のような強い花粉症の年には症状がほとんど出ずに”舌下をしていてよかった!”と満足度が非常に高い方が多いので今年からでも開始するのを勧めています。

花粉飛散が終わった6月ごろから開始することができますので、費用やシステムなどスタッフまで気軽にお問い合わせください。

臨床教授として恒例の九大医学部学生講義のお仕事のため、4月16日水曜日は菊池先生の代診となりますので宜しくお願いします。

当院は丁度9年前の開業直前に餅まきをしましたが、この5月に開業する後輩の小児科の先生の棟上げ式に参加させていただきました。当時を思い出し胸が熱くなりました。

2025年03月23日
HIKAKIN(ヒカキン)さんが病名告知した好酸球性副鼻腔炎とは?

先日ユーチューバーのHIKAKIN(ヒカキン)さんが自ら病名告知したことで今後関心が高まると思われる病態ですが、当クリニックは以前から好酸球性副鼻腔炎にはブログなどで度々触れてきました。

簡単に言えばなおりの悪い副鼻腔炎の一群で、原因が好酸球炎症による副鼻腔炎です。近年副鼻腔炎はtype1から3までの3つのタイプに分類されることが国際的に推奨されており、type1/3と異なり炎症が持続し鼻茸を伴うことで非常になおりを悪くしたり、繰り返したりします。血液検査とポリープの病理検査で好酸球が増加してCTで篩骨洞という目と目の間の副鼻腔により強い反応が認められれば確定診断となります。

特徴はHIKAKIN(ヒカキン)さんがおっしゃっていた通り喘息や嗅覚障害、鼻詰まりや頭痛を伴い、薬でなかなかよくなおりにくい副鼻腔炎でまずは手術が必要ですが、術後も繰り返すのが特徴です。

type2炎症は主に炎症マーカーのIL4/13,IL5に関係し、好酸球が炎症の主体であることが特徴です。反復する鼻茸(ポリープ)で嗅覚が障害されたり、頭痛、鼻詰まりで日常生活に支障を来します。一度の手術で治らないことが多いのも特徴で、全員ではありませんがなおりの悪いタイプが存在し難病指定される方もおられます(全員ではありません)。

当院はCTを完備しており、好酸球性副鼻腔炎の診断が可能ですので御不安な場合はご相談ください。

当院では手術は行なっておりませんが、適切な治療方針をお示しします。

また、難病指定後に再発したポリープには注射剤での手術以外の治療法があります!

 

 

2025年01月21日
NHK ロクイチ福岡で寒暖差アレルギーについて当院が取り上げられました!

今年は秋が急にやってきました!そのため、夏に慣れた体が十分に”衣替え”できてない方が多く、急激な気温変化で”寒暖差アレルギー”が起きることが増えています。2020年10月13日(火)NHKロクイチ福岡に出演し、この季節のくしゃみ、鼻水、鼻づまりの原因が夏から秋への気候の変化とも関係する”寒暖差アレルギー”によるものの可能性があることを説明させていただきました!”ラーメンなどの温かいものを食べた後にでるものと同じ”血管運動性鼻炎”が原因となります。鑑別診断は秋の花粉症である”ぶたくさ”やハウスダストです。(ハウスダストや秋の花粉症はRASTという採血検査でわかります。)

特に今年は酷暑から急に季節が変わって、朝夕涼しく(寒く)なってきたことから、自律神経の乱れがおきて調子を壊す方が増えた印象です。

一般的に大体7度の寒暖差で起こるとされています。

鼻の症状以外に、めまいや頭痛、だるさなども起こります。

自律神経を整える最も有効な技は”規則正しい生活”です!朝起きる時間と食事時間、就寝時間を一定にすることで、体内時計がきちんと働きやすくなり、交感神経と副交感神経のバランスが良くなります。他に首筋、足首、手首などの露出部の保温や、ぬるめのお風呂にゆっくりつかることも効果的です!衣服を調節して体に負担をかけないことも大切で、特に体温調節が未熟な新生児・乳幼児にはこまめな衣類の調節をお願いします!

 

この季節、温度対策をこまめにして、十分な睡眠とバランスのとれた食事をきちんととるように心がけてくださいね!

 

https://www4.nhk.or.jp/P3513/

 

2024年10月18日
九州大学医学部臨床教授の称号をいただきました

九州大学医学部耳鼻咽喉科 中川尚志教授のご指示により、今年も九州大学医学部4年生学生の臨床講義を担当させて頂きました。また本年4月1日付けで九州大学医学部臨床教授の称号をいただきました。名に恥じぬ様にさらに臨床研究も頑張っていく所存です。私の専門としている口腔咽頭疾患と耳下腺腫瘍、唾液腺疾患についてお話ししました。学生さんの講義は緊張しますが、質問もいただき充実した時間でした!所用あり箱崎の本学にも立ち寄りましたが、あちこち工事中で寂しい感じでした。旧本館を久しぶりにみてきました!代診の菊池先生いつもありがとうございます。

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2018年04月02日
(毎週火曜日午後)腫瘍外来・小児耳鼻咽喉科外来のご案内

朝夕気温差が激しい今日この頃です。気温差は風邪などの感染症の原因になるだけではなく、寒暖差アレルギーなどの体調不良の原因にもなるので注意が必要です。

さて、当院も開院後まもなく1年が経過し、たくさんの患者さんにお越し頂いています。

この度さらなる患者さんのニーズにお応えするために、2017年10月から火曜日午後に腫瘍外来を開設する事になりました。基本的に火曜日午後の院長は腫瘍の患者さんの診療を担当しますが、腫瘍外来が定着するまでは、窓口で患者さんのご希望をお聞きしますのでよろしくお願いします。患者さんにはご不自由おかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

それに伴い一般再来は、小児耳鼻咽喉科、耳科疾患専門の菊池奈美先生(人気の女医先生です!)に火曜日午後お越し頂く事になり、小児耳鼻咽喉科の診療等を担当されます。菊池先生のプロフィールは別にご紹介いただく予定ですが、当院のコンセプトに共感いただき、今後は共に地域医療の発展にご尽力いただけるとのこと、私も大変心強く感じます。

また、それに伴い診察室の一部を改装します。改装中は患者さんにはご不自由をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いします。

10月から院内ハローウィン一色になりますので、そちらもお楽しみください!

 

 

2017年10月02日