耳鼻科用CTを導入しています
当院では顔面、頸部に特化した高解像度、低被爆という特徴のCTを完備しています。
通常の大病院設置のCTと撮影方法が異なるため、約10分の1の放射線量で検査でき、成長期のこどもの顔面外傷などでも活躍しています。CTでは副鼻腔炎が難治性の場合や、腫瘍が疑われる場合、歯性(歯からくる)副鼻腔炎や、かびが原因のもの(真菌性副鼻腔炎)などの特殊なものや、難病指定の“好酸球性副鼻腔炎”の診断で力を発揮します。治りが悪い時にCTで手術適応を決める事もできます。
ドロップスクリーン(アレルギー検査)
通常の血液検査でのアレルギー検査に加え、迅速なアレルギー検査が可能なドロップスクリーンを導入しています。
指先からスタンプで約1滴血液を採取するだけで検査が可能なため、小さなお子さんの負担もかなり抑えられます。採血後、当日約30分で検査結果が分かるので、結果説明のために後日ご来院いただく必要がありません。保険適用内で、花粉やダニ、ハウスダスト、動物などの吸入系他19項目と卵、牛乳、大豆、小麦、米などの食物系22項目の計41項目のアレルギー物質の検査が可能です。ご不明な点は遠慮なくお尋ねください。
受付、待合室
待ち時間を少しでも快適に過ごしていただけるよう、アロマを活用し、癒しの空間づくりをしています。
診察室、処置室
診察室は、診察や検査、病状の説明などを行います。
医療機器
正確で迅速な診断のために、信頼できる医療機器を幅広く導入しています。
エコー
当院導入のGE社高解像度エコーは、ドップラー機能(血流動態の評価)に加え、リンパ門(正常構造)の描出に優れています。頭頸部腫瘍外来での首のしこりの高度な診断に役立てています。
咽頭ファイバー
耳鼻咽喉科での内視鏡は、先端が細く痛みが少ないのが特徴です。通常の診察では見ることのできない耳、鼻、のどの内部の状態を実際に観察し、病変がないか診察します。
耳用顕微鏡
耳用の顕微鏡では、肉眼では見えないようなものも詳細に観察することができ、正確な診断へつなげることができます。特に、中耳炎の診断には欠かせない機器です。耳奥に詰まった耳垢の除去にも用います。
重心動揺計
靴を脱いで重心動揺計に立ち、目を開けた状態と目を瞑った状態で動かずに立っていられるか検査をすることで、身体の平衡機能を評価します。めまいの検査に用います。
めまい検査器
赤外線CCDカメラを内蔵したゴーグルのような機械を着けていただき、眼振(眼球の動き)の有無を確認します。眼球の動きのパターンで、めまいの原因の評価を行います。
聴力検査室
当院では、聴力検査室を設けており、詳しい聞こえの検査が可能です。防音性に優れた仕様となっています。
聴力検査
聴力検査では、ヘッドホンを着けてさまざまな高さの音を聞いてもらい、中耳や内耳の聞こえを評価します。難聴の有無や程度、基本的な聴力などを検査します。
インピーダンスオージオメータ
鼓膜の可動性を評価し、ティンパノグラムで耳と鼻をつなぐ管(耳管)の機能をチェックします。お子さんに多い滲出性中耳炎などの診断に有用です。また、アブミ骨筋反射を測定することで顔面神経麻痺などの評価にも用います。
トイレ
おむつ交換台も設置されたバリアフリーのトイレを完備しています。車椅子やお子さん連れでも安心してご来院ください。
外観、駐車場
駐車場は23台収容できます。