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2019年度舌下免疫療法(すぎ、だに)開始!

激しい雨が降ったり、強風や雷など気候不安定ですね。こんなときには自律神経が乱れて、”気候病”とよばれるめまいやふらつき、頭痛、耳閉感などが起こりやすくなります。

6月5日から今年度の新規すぎ舌下免疫療法を開始しました。11月末までの新規開始を予定していますので、遠慮なご相談ください。なお去年と同様、開始日のみ時間指定がありますのでご注意ください!(直接スタッフまでお尋ねください!)

 

さて、当院開院時から力を入れている舌下免疫療法ですが、開院以来治療を始められた方が250人となり、ますます重要な治療の柱となっています。(福岡市でも有数の症例数となっています!)さらに最近はすぎとダニのダブル舌下免疫療法も導入しました。最近の論文で、安全性が確立したと判断したためです。つまり、すぎとダニ両方のアレルギー性鼻炎に悩まれている患者さんに朗報と思います。大学勤務が長かったためか、治療効果に学術的裏付けを重視し(EBMといいます)、慎重に治療を選択させていただいていますが、予想以上に舌下免疫治療は患者さんの満足度に貢献している印象です!治療効果やどんな病態に有効かは私自身もこれからきちんと解析し、学会や論文発表で報告させていただく所存です。クリニックでもできる臨床研究を継続することが、私に与えられた使命と感じております。

 

ダブル舌下免疫療法に関しては、職員一人一人がきちんと勉強会を通じて知識を高める努力をさせていただいていますので、疑問点は職員にも遠慮なくお聞きくださいね!!

読売新聞に以前掲載された舌下免疫療法の記事です。

2019年06月05日