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【重要】4/5土曜日臨時休診させていただきます

桜が満開に近づいてきました!長い冬もようやく終わりですね。

大変申し訳ありませんが、院長所用のため4/5土曜日を終日休診とさせていただきます。

ご迷惑おかけしますが、別日でのご受診をご検討いただきますように宜しくお願いします。

桜並木今年も綺麗ですので、ご来院の際にはぜひご覧ください!

2024年10月13日
つらい花粉症の症状緩和には飛散前からの予防投与が有効です!

寒い日が続いています。A型インフルエンザもピーク越えの兆候ですが、2月にはすぎ花粉症が始まります。

今年も北部九州は2月上旬飛散開始予測ですが、例年より多い見込みです。

つらい花粉症の症状を少しでも緩和するためには花粉に触れないという基本対策に加えて、花粉の症状を起こしにくくする”初期療法”が有効です。いわゆる予防投与と言って花粉飛散数週間前から抗ヒスタミン薬を内服する方法で、インバースアゴニスト効果という特徴を利用します。

花粉の飛散前に”花粉を感じる細胞装置(レセプター)を花粉に反応しにくくする方法”で福岡では1月に入って予防的にお薬を内服していると花粉症状が出にくいというものです。

最近は点鼻薬に加えて、一日1回瞼まぶたに塗ればきく新しい目薬も出ており早め早めの対策をご検討ください!

 

まだ花粉飛散の報告はありませんが少量の花粉が一月に入って反応している方もあり、毎年症状が強い方は1日でも早い予防投与を開始してください!根本的な治療である舌下免疫療法のコラムもご覧くださいね!

 

先日ひよこの形をした面白い車を見かけました!

2024年10月13日
耳下腺腫瘍の診断と治療について(首のしこり)

当院に遠方からセカンドオピニオンで来られる患者さんでもっとも多いのが、首のしこり、頭頸部腫瘍の患者さんです。

中でも耳下腺腫瘍(おたふく風邪で晴れる耳の下にある耳下腺にできる腫瘍)の治療方針に関するご相談が多いのが特徴です。

私は約25年に渡り九州大学・九州医療センター・浜の町病院などで頭頸部癌の診断と治療にあたってきましたが、中でも特に耳下腺腫瘍・耳下腺癌の外科的治療に従事し、かつ耳下腺腫瘍診断の核心とも言える腫瘍病理診断を専門にしておりました。

耳下腺腫瘍は次の3点で治療が難しいとされています。

1)病理診断が複雑であること(現在2005年WHO診断基準で良性10種類、悪性23種類、悪性度のグレード分類があること)

悪性でも悪性度に差があり、低悪性度、中悪性度、高悪性度に分類され同じ癌でも治療方針(後治療として放射線治療や抗がん剤の必要性、顔面神経温存やリンパ節郭清手術の必要性)が異なる非常にバリエーションが多いのが特徴です!

2)希少性から治療方針の施設間の差があること(治療方針がまちまちであること)、症例数がハイボリュームセンター(たくさん治療をしている施設)でも悪性症例は多くて年間数十例程度であること。

3)顔面神経が耳下腺内を網目のように走行し、手術が顔面神経麻痺のリスクに常にさらされていること

 

では、治療方針を決定する上で重要なのはどのような点でしょうか?

一口で言えば”正確な悪性度判定による手術の必要性と緊急性評価”です。

上の述べたように耳下腺腫瘍は悪性でも治療方針決定で悪性度が問題となります。例えば顔面神経を切断するかどうか、腫瘍のスピードが速いため早く治療した方がいいか?

組織学的悪性度と病理組織診断は最終的には摘出標本で決定するしかありません。術前により正確な診断に近づくためにはエコー検査のみでは不十分で、細胞診と造影MRIが必要です。加えて手術中に組織診断を追加する術中迅速組織診の有用性が指摘されています。

いずれにせよ、専門性が非常に高いため経験豊富な医師に相談することが大切です!

当院は白土院長が火曜日午後頭頸部腫瘍専門外来を行なっていますので、ご相談ください!

2024年10月12日
治りの悪い口内炎には要注意!

口内炎は最も日常的に接する病気で、いろいろな原因で発症します。口腔不衛生や虫歯の他に、亜鉛不足やドライマウスでも起こり得ます。

一般的に口内炎は1週間ほどで治るのが普通ですが、栄養状態が悪い場合や亜鉛不足、貧血、ビタミンB群の不足などで長引く場合もあります。

注意すべきは悪性腫瘍です。深い潰瘍を伴うことが多く、触ると痛みや硬結(硬さ)を感じます。

舌の場合は先端や表面にできるより、側面の歯にあたる部分に発生する場合が多いです。

自己免疫疾患(膠原病の仲間)でも治りの悪い口内炎・舌炎が生じることがあり、1週間しても治る感じがしない口内炎は是非病院で調べてもらってください。当院は頭頸部がん専門医が丁寧に診察させていただきますので、心配事は相談されてください!

 

2024年10月12日
急に聞こえが悪くなったら〜突発性難聴〜高気圧酸素療法とは?

”ある日突然耳が詰まった感じがして、聞こえなくなった。耳鳴りもする。”

 

突発性難聴の典型的な症状です。突発性難聴は突然、急に起こる原因不明の難聴で、半数の人は難聴と共にめまい症状も伴います。

年間3~4万人が発症すると言われており、有名なアーティストも罹患したことがあるため、病名を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?突発性難聴では 、耳の奥( 内耳 )の音を感じる神経細胞が障害されている場合が多く鼓膜や中耳には異常がありません。

治療はステロイド内服治療が中心になりますが、治りの悪い場合や高度難聴で高容量のステロイドの点滴や高気圧酸素療法の適応となる場合があります。

 

高気圧酸素療法とは、2気圧の酸素カプセルに90分入る治療で主に内耳循環改善を期待するものです。

当院には設備がありませんので、紹介することになります。(設備は徳洲会福岡総合病院、福岡記念病院、八木病院にあります)

1日1万円以上かかり、約10回行うこともありますので、高額になりますが高額医療費制度を利用できる場合があります。

発症後早期に開始すべきだとされており、暫くたった症例には適応ありません。

中耳炎を起こすこともあり、耳鼻科医の管理下に行うことが望ましいとされています。

当院では高度難聴に関してはできることなら行った方が良いというスタンスです。

 

効果に関しては我々のグループで以前通常治療と比較検討したところ、

1)低音域の聴力上昇 については 高気圧酸素治療 群で有意に良好な結果であった。

2)めまい合併例や高齢者では各群間に有意差はなかった。

3)治療開始時期については発症から4 日以降に治療を開始した症例に関しては高気圧酸素療法群で有意な改善を認めた。

というデータでした。興味ある方は我々の論文をご覧ください。

 

 

 

2024年10月11日
2025お盆休みのお知らせ(暦通り)

猛暑が続いています。植栽のお水も1日も欠かすことができない状態です。

今年度のお盆休みは暦通りです。なお、中日の8月12日は例年混雑が予想されるため、朝から菊池先生との2診体制ですので、耳の外来、小児耳鼻咽喉科外来も朝から行なっております。暑い夏を気をつけてお過ごしください!

2024年10月10日
本日8月16日(土曜日)は通常診療させていただきます!(午前のみ)

暑い日々が続いていますね!

16日土曜日はクリニックが開いているところ、閉まっているところまちまちなので、通知させていただきまました!

お盆中の13日から15日の3日間のみ暦通りお休みいただきます!ご不便をおかけして大変申し訳ありません。

我々の理念は確かな技術と温かな心で、地域医療に最大限お役に立つことにあります。

職員一同同じ思いですので、今後もよろしくお願い申し上げます。

なお、土曜日は2診体制で通常より番号の進行が速くなりますのでご注意ください。

精密検査によってはあらためて平日にお越しいただく場合があります。

 

福岡の開発速度は想像を絶するものがあります!天神が次々様変わりしており時々ここがどこなのか、わからなくなることがあります。

2024年10月10日
本日雪ですが、通常通り診療します(1/10)

現在マイナス3度の寒い朝です。道路一部凍結していますが、積雪量はわずかです。

本日通常通り診療させていただきますので事故に十分に注意してお越しください。

クリニックの7時30分現在の様子です!

2024年10月10日
本日寒波到来中ですが通常診療です!

今日も寒い朝ですが道路凍結もなく、積雪量はわずかです。本日は通常通り診療させていただきますので事故に十分に注意してお越しください。花粉の飛散も始まっています!

2024年10月10日
2月10日(月)午後のみ二診体制です(菊池先生ではありません)

今年も花粉飛散が始まりました!花粉症の方には辛いシーズンですが、適度な投薬で症状緩和が期待できます。少しでも早く治療を開始することが重要です。2月10日は翌11日が休日となり混雑が予想されるため、土曜日担当の糸山先生との2診体制となります。菊池先生ではありませんのでご注意ください。時間内にご来院いただいた患者さんは極力診療をお断りしない医療を目指しています。待ち時間が長い時もありますがインターネット予約システムを上手に使ってご来院いただきますよう宜しくお願いします。

 

先日のお隣の那珂川寒そうでした

2024年10月10日