花粉症じゃないアレルギー症状についてお話ししました。
花粉症の方の一部には、野菜・果物・ナッツ類と一緒にかゆみやしびれなどのアレルギーを起こす方がおられ、口腔アレルギー症候群と呼ばれます。食べた後に、喉がイガイガしたり、せきが出だした場合は、その食べ物は控えてすぐに医師に相談しましょう
今回のテーマは「なぜ?抗生物質が効かない」です。
抗生剤を処方されても、飲み方が悪かったり、合わない薬を無理に使い続けるとその薬に対して菌がだんだん抵抗をつけてきて耐性をつけてしまうと、薬が効きにくい耐性菌が増えてしまいます。
中途半端な抗生剤の使い方を続けてしまうと、耐性菌がどんどん増えてきてほとんどの抗生剤が効かなくなっていってしまいます。耐性菌を生まないためにも、症状が治っても抗生物質は処方された日数分を飲みきることが大切です。
今回のテーマは「放置で重症化も・・副鼻腔炎」です。
副鼻腔炎の症状は、せき、頭が重い、くしゃみ、鼻水、鼻づまりです。
インフルエンザなどの風邪が流行っている時期は、その症状がきっかけで副鼻腔に細菌やウイルスが感染し、鼻の粘膜が腫れて副鼻腔炎になってしまうことがあります。
鼻をすすらず、優しくこまめに鼻水を取り除くことが予防につながります。
今回のテーマは「増加する口の乾燥に注意」です。
唾液の中には免疫細胞が含まれ、病気の予防にとても大切です。
口の中が乾いた状態では、インフルエンザの感染率が上がったり、口の中にカビが生えることもあります。
主な乾燥の原因は、鼻づまり、加齢、ストレス、薬の副作用が考えられます。
鼻呼吸を意識し、口の乾燥を防ぎましょう。
今回のテーマは「鼻のかみ方」についてです。
鼻を強くかむと粘膜が炎症を起こして副鼻腔炎になりやすいです。
副鼻腔炎になると、副鼻腔に膿がたまり腫れてしまい、顔の周囲や頭が重く痛く感じます。重症の場合は、手術が必要になってしまうこともあります。
下を向きながら、片方ずつ数回に分けて、正しく鼻をかむように心がけましょう。
医者の立場から考える風邪予防術についてお話ししました。
ウイルスは家の中に持ち込まないことが大切です。
玄関で上着を脱いで、玄関に置いた空気清浄機でウイルスを吸引するのが良いです。
また、加湿器とアロマ(ユーカリやティートリー)はウイルスの繁殖を抑える効果があります。
カテキンが多く含まれる紅茶でのうがいも予防に効果的です。
もし風邪を引いてしまった時も、感染予防としてタオルは家族内でも一人一枚に分けると良いですね。
今回のテーマは「今からでも間に合う花粉症対策」です。
年々増加している花粉症が発症するメカニズムと対策についてお話ししています。
大気汚染濃度が高いと花粉症になりやすく、福岡県は要注意です。
花粉症にアロマは有効で、特にユーカリには免疫状態を調整してアレルギーを抑え、リラックス効果や自律神経調節効果があると言われています。
天気予報に注意して上手に対策したいですね!
今回のテーマは「花粉症からの合併症」です。
花粉症の合併症としては、副鼻腔炎、口腔アレルギー症候群(特定の野菜や果物を食べると出るアレルギー症状)が挙げられます。症状を感じられる場合は、重症化する前に早めの受診をおすすめします。